ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2013.7.20 07:34

自分に合った服

徴兵された人々が

軍服一式を支給されるとき、

決まってこう言われたそうだ。

「何? 大きさが合わない?

バカヤロー、服のサイズに身体を合わせろ!」

 

そんな無茶な。

 

でもそれがまかり通っていた。

 

あらゆる理不尽に耐えることが

軍隊の美徳であるかのように。

 

 

米軍は、島嶼戦での上陸作戦のたびに

教訓を得て、せっせと上陸用舟艇の改良に努めた。

一方の日本軍は、明治時代につくられた

三八式歩兵銃を後生大事に持ち歩き、

ひたすら銃身を磨き続けた。

 

そこには、当然考慮されるべき合理性の

カケラもなかった。

「伝統」という美名のみが独り歩きした。

 

そして日本は亡国の憂き目にあった。

 

同じ轍を踏まぬと誰が言えるだろう?

今も似たような状況にあるかもしれない

可能性について、私たちは常に一歩引いて

考えなくてはならない。

 

「艦隊決戦」を唱え、大艦巨砲主義を貫き、

「神州不滅」をひたすら声高に叫ぶ。

 

「万世一系」を唱え、男系絶対主義を貫き、

「Y染色体」をひたすら声高に叫ぶ。

 

両者はいったい何が違う?

その行き着く先は、歴史を見れば明らかだ。

 

 

「自分に合った服を着る」という言葉には、

さまざまな意味が含まれている。

身の丈を知ること。

きわめて合理的に身体を動かすこと。

年齢(状況)や時代に即して柔軟に変えていくこと。

その状態が最も快適であること。

 

背伸びしたがる観念的かつ原理主義的な

日本人はまだまだ多い。

次回の道場は「ダブルセンター」で
もくれんさんと話をすることになった。
ライジングで古事記エロトークが
炸裂中のもくれんさんと、
なんでも軍隊と結び付けて
考えてしまう私。
共通項ゼロの二人の女子トーク、
まったく予測不可能絵文字:重要

きっと、今までの道場とは
明らかに違う雰囲気が
醸し出されることでしょう。
お申込みはお早目に!



テーマ「雅子妃殿下の行方」

平成25年8月11日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

HP上の申し込みフォームからも申し込み可能です絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のHPメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。
当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。



 道場参加申し込みフォーム



引き続き、往復ハガキでの応募も受付けております絵文字:重要絵文字:記念日


入場料は、お一人1000円です。

参加ご希望の方は、

往復はがき に、『第37回参加希望』 と明記、

さらに、


1.
氏名(同伴者がいる場合はその方の氏名と続柄・関係など)

2. 住所

3. 電話番号
4. 年齢

5.
職業(学生の方は学校名)
6.
募集を知った媒体
7.
応募の理由と道場への期待

返信はがきの宛名には、ご自分の氏名・住所をご記入の上、

152-8799

東京都目黒区目黒本町1-15-16 目黒郵便局・局留め

『ゴー宣道場』代表・小林よしのり、担当・岸端


まで、お送り下さい。

応募〆切平成25年7/31(水)必着です。


当選された方にのみ
当選通知を送らせて頂きます絵文字:記念日
(往復ハガキで応募された方は返信ハガキで、ネットから応募された方は
 当選メールでの通知となります。)

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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